ハイブリッドクラウド

最新プラットフォームへのスムーズな移行を実現する「ネットアップ データ移行サービス」とは?

データ移行とは、ある場所から別の場所にデータを移動するプロセスを指します。データ移行プロジェクトは予算やスケジュールの超過や情報消失など、企業にとって大きなリスクと課題を伴います。そこで本記事では、ネットアップ社が提供するデータ移行サービスの概要や導入メリットについて解説します。

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ハイブリッドクラウドの概要やメリット、注意点とは?

データ移行はリスクが高い

近年、多くの業界において喫緊の経営課題となっているのが「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の実現です。DXとは最先端のデジタル技術を活用して、企業の在り方そのものに変革をもたらし、市場の競争優位性を確立する取り組みを指します。

そんなDXを推進していく上で足枷となっているのが、レガシーシステムです。DXを実現するためには優れたITソリューションの活用が必須であり、基盤となるシステム環境にも相応の性能が求められます。

また、情報通信技術の発達によって企業が取り扱うデータ量は増大しています。加速度的に増えていく経営データを活用し、DXをするためにはシステムの再編や統合、あるいはクラウド環境への移行といったITインフラの再構築が不可欠です。しかし、ITインフラの刷新や再構築は大きなメリットを得られる一方で、企業にとってさまざまなリスクを伴います。

データ移行が困難でリスクが高いと考えられる理由は「データの重力」にあります。データの重力とは、2010年にVMware社のデイブ・マクローリーが提唱した概念で、データは天体と同じように重力を持ち、アプリケーションやサービスを引きつけるという考え方です。データの重力が強くなるほど、移行が困難になり、それに伴うコストも増大します。また、データ移行は情報の消失や破損といったリスクも存在するため、非常に大きなリスクを伴うプロジェクトなのです。

ネットアップのデータ移行サービスでスムーズなデータ移行

企業にとって情報は重要な経営資源であり、データ移行におけるトラブルは万が一にもあってはなりません。したがって、安全かつ確実なデータ移行環境を構築する必要があります。そこでおすすめしたいのが、ネットアップ社が提供するデータ移行サービスです。ネットアップ社のサービスを活用することで、安全かつスムーズなデータ移行が実現します。

ネットアップとは

ネットアップ社とは、アメリカ合衆国のカリフォルニア州に本社を置くITソリューシュンサービス企業です。エンタープライズ向けにシステム環境の構築や、クラウドサービスの導入支援などを提供しています。アメリカの経済誌「Fortune(フォーチュン)」が発表する「働きがいのある企業トップ100」の常連であり、2009年には1位を獲得した企業です。

ネットアップのデータ移行の手順

ネットアップのデータ移行サービスは、20年以上に及ぶシステム導入支援によって培われた深い知見を基に、リスクを抑えたスピーディーなデータ移行を実現します。具体的には以下の6ステップに沿ってデータ移行を実施します。

1.範囲設定

データ移行における要件定義が最初のステップです。データの移行に利用するツールの選択や、移行の要件と戦略を定義し、ソリューションのアーキテクチャを構成します。

2.事前打ち合わせ

データ移行の要件や戦略が定義されたら次は打ち合わせのフェーズです。入念な打ち合わせを基にチームを編成し、リソースを手配します。

3.調査

データ移行は情報の消失や破損、ダウンタイムなど、さまざまなリスクが懸念されるプロジェクトです。そのため、現在のシステム環境を徹底的に調査し、あらゆるリスク要因と依存関係を特定します。

4.設計

データ移行の移行を安全かつ確実に実行するためには、プロセスの言語化と可視化が不可欠です。このフェーズで、要件定義に基づいたデータ移行の計画やポリシーなどを詳細化し、設計文書を作成します。

5.実施

作成した設計文書に沿ってデータ移行を実施し、カットオーバー後はシステムの稼働状況や移行した全データを確認・検証します。

6.完了

最初のステップで定義した要件が満たされていることを検証し、問題がなければデータ移行は完了です。最後にデータ移行における実施報告を記載した文書を提供します。

ネットアップのデータ移行サービスのメリット

ネットアップのデータ移行サービスを利用することで得られるメリットは主に3つあります。それが「データを簡単に移動」「クラウドへのスピーディーな移動」「データ移行のリスクを制御」の3つです。ここからは、それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

データを簡単に移動

ネットアップのデータ移行サービスを利用することで得られるメリットの1つが、ダウンタイムの軽減です。システム環境の刷新やデータ移行時におけるダウンタイムは、長引くほどに経済的損失につながります。したがって、旧環境から新環境へのデータ移行時のダウンタイムは可能な限り最小限に抑えねばなりません。ネットアップのソリューションなら、システム停止を最小限に抑えつつ、スムーズなデータの移行が可能です。

クラウドへのスピーディーな移動

ネットアップのデータ移行サービスは、クラウド環境への安全かつ確実な移行をサポートします。パブリッククラウドのトップ3と称される「Amazon Web Services」「Microsoft Azure」「Google Cloud Platform」へのシステム移行や導入を支援します。環境の要件を定義し、移行中のサービス中断を抑制することで、クラウドへのスピーディーな移行が実現可能です。

データ移行のリスクを制御

情報はヒト・モノ・カネに次ぐ第4の経営資源であり、企業にとって非常に重要度の高い資産と言えます。そのため、情報管理の最適化は企業にとって何よりも優先的すべき経営課題の1つです。ネットアップのソリューションは、企業の機密データを強固なセキュリティで保護するよう設計されています。ネットアップのデータ移行サービスを利用することで、セキュアな環境でのデータ移行が可能になり、情報の消失や破損といったリスクを最小限に抑えることができます。

まとめ

競争が激化する現代市場において、企業が新たな価値創造へと至るにはDXの実現が不可欠です。そのためにはITインフラの刷新や再構築が必要であり、データ移行に伴う情報消失リスクを最小限に抑える必要があります。ネットアップ社のサービスを利用することで、安全かつ確実なデータ移行が実現するでしょう。

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