業務効率化

ファシリティ管理とは? 企業活動における投資戦略

企業が中長期的に発展していくためには、事業活動に関わる物的資産を、効率的かつ有効的に活かさなければなりません。そこで重要となるものが、「ファシリティ管理」と呼ばれる経営管理手法です。本記事において、ファシリティ管理の基礎知識や施設管理との違い、具体的なメリットなどを詳細に解説します。導入を吟味している企業は必読です。

ファシリティ管理とは? 企業活動における投資戦略

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ファシリティ管理とは

「ファシリティ管理」とは、土地や建物、設備などの業務用不動産を、戦術的に維持・運営するための経営管理手法を指します。営利・非営利を問わず、事業活動や業務の遂行に対して、不動産を活かす組織を対象とした、総括的な管理・運用手法です。公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会では、「企業・団体等が保有又は使用する全施設資産及びそれらの利用環境を経営戦略的な視点から総合的かつ統括的に企画、管理、活用する経営活動」と定義しています。

(引用元:公益社団法人 日本ファシリティマネジメント協会「ファシリティマネジメント(FM)とは」

「Facility」は、英語圏で「施設」や「設備」を意味する概念であり、ビジネスの領域においては、生産施設や産業機器、オフィス、賃貸物件、店舗、情報機器など、業務に関わる物的資源の総称を指す用語です。多くの企業は、こうした物的資源を活かして事業活動を展開しており、ファシリティはヒト・モノ・カネ・情報に次ぐ、「第5の経営資源」と呼ばれています。ただ保全するだけではなく、その他の経営資源と組み合わせて戦術的に運用し、企業価値の最大化につなげることが、ファシリティ管理の本質的な目的です。

ファシリティ管理と施設管理の違い

ファシリティ管理および施設管理は、不動産物件を維持・管理する点においては共通していますが、それぞれの本質的な目的には、大きな相違点があります。前者は、こうした保全業務の実施はもちろん、運用体制の効率化や維持管理の合理化を推進し、経営戦術の領域に活かすことが目的です。一方、後者は土地や建物などを維持するための手法であり、不動産物件の定期点検や安全管理、トラブル対応などの保全業務を主要な目的としています。

前者は経営戦術の観点に基づいて、物的資源を総括的に管理し、利便性や生産性の向上、運用コストの削減、収益性の最大化などを目指します。それに対し、後者はあくまでも、不動産物件の維持・保全が目的であり、現場管理の観点に基づく管理手法です。また、前者は物的資源を経営的な観点からマネジメントし、組織構造そのものの全体最適を図る経営管理であり、後者は不動産物件の部分最適を図る管理業務である点が、大きな違いです。

ファシリティ管理のメリット

生産施設や産業機器、オフィスなどを、経営的な観点から管理することで、組織にどのようなメリットをもたらすのでしょうか。企業経営の領域にファシリティ管理を取り入れることにより、得られる主なメリットとして、「コストの削減」と「社内全体の満足度向上」の2点が挙げられます。

コストの削減

企業が収益性を改善する方法として挙げられるのが、「売上高の増加」と「変動費の削減」、そして「固定費の削減」の3点です。この中で、外的要因に左右されることなく取り組めるものが、固定費の削減であり、設備面の効率化やスペースの有効活用、省エネルギー対策などを推進することで、人件費や地代家賃、リース料などの削減に寄与します。また、鉄筋コンクリート造の耐用年数は約47年ですが、これは法的な資産価値を算出するための年数に過ぎません。計画的に管理・運用することによって、長寿命化につながり、ライフサイクルコストを削減できるでしょう。

社内全体の満足度向上

代表的な取り組みとして、オフィス空間の最適化が挙げられます。企業が中長期的に発展していくためには、従業員の労働生産性を最大化する仕組みを構築しなければなりません。例えば、オフィスのスマート化を推進することで、空調機器とネットワーク接続されたIoTセンサーが、室内の温度や湿度などを自動制御し、人的資源のパフォーマンスを最大化する仕事空間を創出します。労働環境の快適性や利便性が高まることによって、従業員のエンゲージメントとロイヤルティの向上につながり、結果として組織全体における、労働生産性の最大化に寄与する仕組みです。

ファシリティ管理を成功させるには

現代では、働き方改革の推進や、新型コロナウイルスの感染拡大などの影響から、テレワーク制度の実施やサテライトオフィスの導入を推進する組織が増加傾向にあり、企業ではニューノーマル時代に即した、ファシリティ管理が要されています。このような時代において、ファシリティ管理を成功させるためには、以下に挙げる2点のポイントを押さえるべきでしょう。

  • オフィスの現況をリサーチ
  • 社内制度の見直し

オフィスの現状を調査する

ファシリティ管理を実践する上で、最初に成すべきプロセスは、自社のファシリティを把握することです。特に、テレワーク環境の最適化を目指す際は、オフィス内の各スペースの利用時間や情報機器の稼働状況、設備や備品の使用状況などをリサーチし、客観的かつ俯瞰的な観点から分析しなければなりません。同じプロセスに関する、ベストプラクティスと比較するベンチマーキングや、設備・機器のコスト調査などを実施し、現況の経営課題と照らし合わせながら、理想とするファシリティの在り方を、具体的な施策に落とし込む必要があります。

社内制度の見直しを行う

ファシリティ管理の導入によって、新しい時代に即した労働環境の構築を目指す場合、労働環境や人事評価制度など、社内制度の見直しが重要です。例えば、リモート型の労働環境を整備するためには、テレワーク環境に必要な通信設備を備えた、サテライトオフィスの構築が欠かせません。そして、サテライトオフィスの運用成果を最大化するためには、設備保全や運用コストの最適化、利便性の向上などの、ファシリティ管理が不可欠です。また、自社の経営状況によっては、シェアオフィスを活かし、運用コストの削減に取り組む工夫も要されるでしょう。

ファシリティ管理におすすめ!「EXOffice for Microsoft Teams」

ファシリティ管理の効率的な実践には、優れたデジタルソリューションを導入すべきである、と考えられます。生産施設や産業機器、オフィス、賃貸物件、店舗、情報機器など、業務に関わる物的資源を、経営的な観点から総括的に管理しなければならないので、アナログな管理体制では、ファシリティの運用体制や稼働状況を把握しきれません。そこで、おすすめしたいのが「EXOffice for Microsoft Teams」の導入です。

EXOffice for Microsoft Teamsは、ニューノーマル時代に即したオフィス空間と、ワークスタイルの構築を支援するIoTサービスです。「EXOffice」は、在席管理や会議室管理、入退室管理などの機能を、ひとつのプラットフォームで提供するアプリケーションであり、「Microsoft Teams」との連動によって、オフィスワークの変革を支援します。オフィス内部の施設や設備の稼働状況を、ワンプラットフォームで可視化できるため、ファシリティ管理の最適化に寄与するソリューションです。

まとめ

ファシリティ管理とは、土地や建物、設備などの物的資源を、経営戦術の観点から維持・運営する経営管理手法です。物的資源の戦略的な運用を取り入れることで、コスト削減と社内全体の満足度向上をもたらします。ファシリティ管理を推進する企業は、EXOffice for Microsoft Teamsの導入を検討してみましょう。

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