製造業

do!bookで現場DXへ!技術・導入事例を中心に紹介

現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進したいと考えている企業では、「do!book」の導入が有効です。マニュアルやレポートの電子化・ペーパーレス化が可能なので、業務効率化と生産性の向上が見込めます。本記事では、do!bookの特徴や機能、各社の導入事例などを紹介します。

do!bookで現場DXへ!技術・導入事例を中心に紹介

Factory of the Future

なぜdo!bookが選ばれるのか?

do!bookは、2006年にリリースされた、現場のDX化をスムーズに実現するツールです。これまで紙媒体で運用していたマニュアルやレポートの電子化により、多くの企業におけるペーパーレスやDXをサポートしてきました。

do!bookが多くの企業から選ばれる理由として、現場に求められるノウハウや機能を結集したツールに仕上がっていることが挙げられます。マニュアルやレポートの電子化だけではなく、便利に活用できる機能を実装することで、現場でのコミュニケーションの円滑化も目指せます。

ユーザー数に制限がなく、すべての従業員が利用できる点も魅力です。さらに、誰でも簡単に使いこなせるシンプルな操作性が特徴なので、教育の手間もかからないでしょう。

do!bookの主な技術紹介

do!bookの導入によって、現場へのDX導入をスムーズに進められ、業務効率化や生産性の向上を実現できます。レポートやマニュアルの電子化のほか、トラブル処理や講習、コミュニケーションなど、現場に必要なあらゆるアクションのDXが可能です。

レポート作成・管理をDX

レポートのテンプレートをExcelで作成・運用している場合、わずかな修正は施すものの、そのままdo!bookに取り込んで利用できます。修正も同じくExcel上で対応可能です。

レポート項目はデータベース化されるため、求めるデータの検索が容易でスピーディーに取得できます。また、他のシステムとの連携によって、さらなる業務効率化の実現も夢ではありません。

現場レポート作成からトラブル処理までDX

使いやすいインターフェースを採用しており、誰でも容易に扱える操作性のよさが魅力です。シンプルな操作性ゆえに、教育を行う手間とコストをかけずに、現場でのレポート作成が捗るでしょう。

また、ツールで作成したレポートは、電子承認に対応しているので、オンライン上での承認作業や意思決定のスピードアップにも寄与します。もし、レポートに何かしらの問題がある場合は、レポート上で問題点を指摘したり、リンクを貼って該当のマニュアルへ誘導したりすることで、解決が可能です。

レポートの異常値にチェックが入った際には、管理者へ通知される仕組みになっているため、トラブル発生時のスムーズな対応に期待できます。

現場マニュアル・講習をDX

現場マニュアルをツールに集約して閲覧できる点も、メリットのひとつです。スライドビュー機能を活用すれば、手順書や図面、テキストによる説明、参考資料、レポート、動画コンテンツなどをファイル順にまとめられます。

ユーザー数は無制限で利用可能なので、すべての従業員の間で、マニュアルやレポートを共有できる点も魅力です。よって、複数の現場が稼働している企業でも、一斉にペーパーレス化やDX化を進められるでしょう。

操作性重視でコミュニケーションまでDX

現場のDX化や業務効率化に役立つ機能だけではなく、使いやすさにも配慮している点が特徴です。スマートフォンのカメラでQRコードを読み取るだけで、マニュアルやレポートへアクセスしたり、スケジュールと連携して、マニュアルを閲覧したりすることも難しくありません。

また、付箋機能を使えば、オンライン上でチーム全員に重要な情報を共有できるほか、キーワード検索においても、ページのどの部分に該当のキーワードが記されているかが目に見えてわかります。

さらに、ドキュメントではチャットのようにコメントを投稿できるため、わざわざ別のツールに切り替える必要がなく、チームメンバーと直接コミュニケーションを取れます。

事例紹介【現場レポート・マニュアル電子化】

do!bookは、大手を含むさまざまな企業で導入されています。実際に導入した企業でどのように活用しているのか、事例に目を通すことで導入のイメージを掴めるでしょう。

清水建設様

清水建設様では、建設現場で使用する各種図面や仕様書などのデータを自動配信しています。do!bookでは、データをファイルサーバのフォルダに保存すれば、データの登録や共有が可能なので、運用スタッフの業務負担の軽減につながりました。

また、現場スタッフが手持ちの端末から、求める情報へスピーディーにアクセスできる環境が整備されている点も便利です。

日本貨物鉄道様

日本貨物鉄道様では、マニュアル作成ツールとして、do!bookを導入しています。メンテナンス拠点における、マニュアル作成に要する時間の大幅な短縮に成功しました。

図面や動画、写真など多様なコンテンツをマニュアルに集約し、業務効率化にも結び付いています。従来のように紙のマニュアルを使用することなく、個々の端末から電子マニュアルを閲覧できるため、ペーパーレス化も実現しました。

パナソニックコンシューマーマーケティング様

スマートデバイスに対応できるdo!bookの特徴を活かし、業務効率化やDX化を達成しています。図面やマニュアルをまとめたコンテンツに、ワンアクションでアクセス可能なので、現場スタッフにとって業務中はストレスフリーです。

事例紹介【ショールーム・店舗サポート】

建設や製造などの現場だけではなく、ショールームや店舗などでも、do!bookは活用されています。日本を代表する自動車メーカーであるトヨタ自動車様をはじめ、積水化学工業様、しまむら様などもdo!bookでDXを推進しました。

トヨタ自動車様

トヨタ自動車様では、販売店で使用する各種営業ツールの配信をクラウドから行っています。全国に数多くの販売店を展開しているため、紙のカタログやパンフレットなどの配布にかかる、膨大な人数と労力、コストの発生が課題でした。

do!bookの導入によって、現在ではカタログやパンフレットなどを、オンラインで約5万人ものスタッフへ容易に配布できるようになり、情報へのアクセスのスピードはもちろん、操作性のよさにも大満足です。

積水化学工業様

全国に多くのショールームを展開する積水化学工業様は、お客様にプレゼンを行う際の営業ツールとして、do!bookを活用しています。従来は、その都度プレゼン資料を作成していたものの、コンテンツの増加をきっかけに、do!bookでの配信に切り替えました。

do!bookなら、動画から静止画まであらゆるコンテンツを集約できる上、情報へのアクセスが素早く、お客様が求めるコンテンツの提示もスムーズです。

しまむら様

しまむら様は、店舗スタッフを対象とした、電子マニュアルの作成や運用で、do!bookを活用しています。操作性のよさがdo!bookの魅力なので、ITリテラシーが低いスタッフでも、問題なく操作できているとのことです。

do!bookの機能を活かして、より便利かつ快適に運用できるよう、一部カスタマイズしています。例えば、使用頻度の高い検索キーワードを候補として表示されるように設定したことで、快適性がさらに高まりました。

まとめ

do!bookを導入すれば、さまざまなコンテンツを集約した電子マニュアルやレポートを作成できる上、迅速な情報の取得が可能です。コミュニケーションツールとしても活用できるため、現場の負担軽減や業務効率化、生産性の向上などに役立ちます。この機会に導入を検討してみるとよいでしょう。

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