クラウド移行(インフラ・DB)

IoTデバイスとは?専門知識なしでIoTを構築できるAzureのサービスを解説

近年、IoTは家電だけではなく、企業やインフラなどでも導入が進んでいます。
日本語で「モノのインターネット」を意味するIoTは、モノに取り付けたセンサーからデータを取得し、インターネットを介して様々なモノと通信する仕組みです。
このIoTの仕組みを構築するのに欠かせないのが、IoTデバイスです。IoTデバイスで取得した膨大なデータを扱うには、処理速度・拡張性・セキュリティ面で高性能なクラウドソリューションが必要です。
本記事では、IoTデバイスの概要や機能、Azure IoT Centralの特徴について解説します。

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IoTデバイスとは

IoTは「Internet of Things」の略称で、「モノのインターネット」を意味します。IoTデバイスとは、IoTの仕組みを実現するために使用される機器のことです。近年IoTデバイスは、スマート家電の誕生により、一般家庭での普及が進んでいます。同時に企業でも導入が進んでおり、農業や工場でIoTデバイスが活用される事例もあります。

IoTの普及が進む理由として、以下が考えられます。

  • スマートフォンの普及により、IoT製品を簡単に操作できるようになった
  • IoTを実現するのに必要なセンサーや通信チップなどの小型化が進んだことにより、様々な機器に取り付けられるようになった
  • センサーや通信チップなどの低価格化が進み、IoT導入のコストが下がったことにより、多くの企業がIoTの分野に参入できるようになった

これらの背景は、今後も継続的に発展していくと予想されます。大容量・多接続・低遅延の移動通信システムである「5G」や、「デジタルトランスフォーメーション」の登場により、今後さらにIoTの普及は進んでいくでしょう。

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IoTデバイスの活用例

IoTは、私たちの身の回りの様々な場所で利用されています。
以下では、IoTデバイスの機能と活用事例を紹介します。

機能1.モノを操作する

IoTの機能として代表的なものが、離れた場所にあるモノの遠隔操作です。IoTの他の機能と組み合わせることで、多様な使い方ができます。具体的には、外出先からIoTデバイス(主にスマートフォン)を通じて、自宅の家電を操作するスマート家電と接続することが挙げられます。身近なところでこの機能が使われています。

機能2.モノの状態を把握する

離れた場所にあるモノの状態を把握します。IoTデバイスに搭載されたセンサーを利用して、温度や湿度などモノの状態をリアルタイムで確認できます。インフラでは、川の水位やダムの水量など常時監視に活用されています。

機能3.モノの動作を検知する

IoTには、モノや人の動きから現在の状況を検知する機能もあります。人やモノの動作をリアルタイムで検知できるため、インフラへの活用が期待されています。インフラ設備の点検にIoTデバイスを使用すると、危険な場所に人が立ち入ることなく問題を発見でき、事故防止に役立ちます。

機能4.モノ同士で通信する

これまで紹介した3つの機能を複合させる機能もあります。モノとモノの間でデータを送受信する機能です。複数のIoTデバイスを連携することで、IoT活用の幅が広がります。人を経由せずモノ同士で通信すれば、様々な場面で自動化が実現できます。具体的には、農作物の生育状況をセンサーで検知し、適宜水や農薬を与えることに活用されています。

Azure IoT Centralとは

Azure IoT Centralは、IoTデバイスの接続・管理・監視を簡単にするMicrosoft AzureのSaaSのソリューションです。GUIでの操作が可能で、プログラミング不要でIoTを実現できます。複雑な設定が必要なく、Azureの構築経験がなくても、サービス開始までスムーズに進められます。
また、IoTデバイスから集めたデータを簡単にダッシュボード上に可視化でき、IoTデバイスの監視や動作の実行・コントロールなどの操作もできます。
Azure IoT Centralを利用することで、デバイス接続からデータ収集・データ可視化・データ分析まで、IoT環境を一貫して構築可能です。

Azure IoT Centralの特徴

Azure IoT Centralには、次のような特徴があります。

特徴1.構築が容易

WEB上でアプリを作成し、IoTデバイスを接続することで、収集したデータを確認できます。また、Azureの他のサービスを意識せずに、プログラミングなしでIoT環境の構築ができる点も特徴です。
さらにAzureのサービスである「IoT PnP」を利用すれば、IoTデバイスとクラウド間でスムーズな接続が可能です。IoT PnPに登録されたIoTデバイスであれば、IoTデバイスからAzureへのデータ送信の設計や、コードを書く必要がなく、開発コストを削減できます。

特徴2.専門知識が不要

従来のAzureサービスでは、IoTデバイスとAzureサービスを連携するには、IoTデバイスでデータをAzureに送信する方法を設定したり、データ形式を整えたりする作業が必要でした。また、Azure側では、IoT HubやBlob Storageなどの各種サービスと組み合わせ、クラウドのシステムを構築することも必要でした。
しかし、Azure IoT Centralは、それらの作業が不要です。クラウドやAzureについて専門的な知識がなくても、IoTデバイスの接続や、IoTシステムを構築できます。

特徴3.各業界に特化したテンプレート

Azure IoT Centralには、各業界に特化したアプリケーションのテンプレートがあらかじめ用意されており、用途に応じてアプリを作成できます。事前に必要な設定がされた状態から構築を始められるため、セットアップに要する時間が短縮でき、スムーズにIoTサービスを開始できます。

特徴4.ワークフローの自動化

Azure IoT Centralには、ワークフローを自動化する仕組みもあります。IoTデバイスの状態を監視し、イベントが発生した際にアクションを起こすルールを設定できます。この機能を利用すれば、デバイスの温度が事前に設定した閾値を超えた場合に、アラートメールを送信することも可能です。

まとめ

近年、家電だけではなく、企業やインフラなどでIoTデバイスの活用が進んでいます。センサーの小型化・低価格化などにより、今後もIoTの普及が進むと予想されます。しかし、IoTデバイスで取得した膨大なデータを扱うには、処理速度・拡張性・セキュリティ面で高性能なクラウドソリューションが必要です。
これを実現するのがAzureのIoTソリューションです。Azure IoT Centralは、IoTデバイスの接続や管理を容易にし、コストと手間を削減できるマネージドサービスです。Azureの他のサービスを意識せずに、プログラミングなしでIoT環境の構築ができるメリットもあります。これからIoTを導入する方におすすめのソリューションです。

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