Azure Virtual Desktop(旧WVD)とは?接続方法を解説!
仮想デスクトップ

Azure Virtual Desktop(旧WVD)とは?接続方法を解説!

Azure Virtual Desktop(旧WVD)を使用してリモートワークや在宅仕事に取り組む際には、接続方法も含めて、適切な使用方法を詳しく理解しておくことが大切です。

AVDの略称でも呼ばれるAzure Virtual Desktopは、近年のクラウド移行の流れやリモートワークの普及に伴い、大きく需要を増しているのが特徴です。これから導入するにあたって、特徴や魅力、セキュリティ事故につなげないための安全な接続方法などについてチェックしておきたい人は多いでしょう。

そこで今回は、「Azure Virtual Desktopとは何か」という基本的な概要や利点などを整理したうえで、導入にあたっての接続方法を紹介していきます。どのような特徴を持つサービスなのか理解を深めたうえで、最大限活用することを検討していきましょう。

Azure Virtual Desktopとは?接続方法を解説!

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Azure Virtual Desktop(旧WVD)とは

近年高い需要を集めているクラウドPCサービスの一つに、Azure Virtual Desktopがあります。これは、Microsoftが提供する仮想デスクトップサービスで、略してAVDの名前でも親しまれているサービスです。

より詳しい特徴や利点については後述していきますが、Azure Virtual Desktopでは、「各従業員たちが、社内のPCを使っているのと同様の環境で、自宅作業できるようになる」という点が大きな魅力です。

Azure Virtual Desktopでは、クラウド環境の中で仮想化されたデスクトップを用意します。従業員たちは、自宅PCからその仮想デスクトップにアクセスして、作業を行います。これにより、社内とほとんど同様のPC環境を自宅に再現できるのです。

またセキュリティ性の高さも魅力となっているため、リモートワークの体制を強化する際にはぜひ導入を検討していきたいところです。

場所を選ばない仮想化技術

デスクトップの仮想化とは、「PCの作業環境を仮想化し、例えば同じ端末の中でも複数の作業環境を用意できるようにする技術のこと」をいいます。近年はクラウド運用される仮想デスクトップも頻繁に使用されるようになってきており、AVDを含めて注目を集めています。

クラウド型の仮想デスクトップは、クラウド上に仮想デスクトップを保管して運用していくサービスです。つまり「ネット上にデスクトップがある」という状態が実現するため、従業員たちは適切なかたちで社外から接続を行うことで、それぞれの端末を用いつつ、社内と同じ環境で作業可能となります。

2020年からのコロナ禍の影響により、多くの企業はリモートワーク体制を積極的に整備するようになりました。厚生労働省の調査によれば、2020年のテレワーク実施者の数は2019年と比べて圧倒的に伸び、実施者の割合は2019年の9.8%から2020年は19.7%になっています。

この需要の急拡大に伴い、仮想デスクトップをはじめとした環境整備を急務として行った企業は少なくありません。Azure Virtual Desktopもそういった背景から幅広い業界で求められるようになったと言えます。

Azure Virtual DesktopはWindows、Macといった主流のOSだけでなく、BYOD、iOS、Android、HTML5などさまざまな方法でアクセス可能な点も魅力と言えます。クラウドPCとして使いやすさを感じられるポイントです。

組み込みセキュリティ

仮想デスクトップのクラウド化における課題としては、「ネット接続による利用になるためセキュリティ性能に不安要素がある」という点が指摘されています。これはクラウドならではの課題なので、Azure Virtual DesktopをはじめとしたクラウドPC以外のクラウド型システムでも、注意点・デメリットとして頻繁に言及される問題です。

しかしAVDの場合は、そういったセキュリティ課題にも徹底した対策を講じており、セキュリティ対策にはMicrosoft Defender for Cloudを取り入れることが可能です。このMicrosoft Defender for Cloudは、クラウドサービスの持つ弱点を解決するために開発されたツールです。あらゆるサイバー攻撃に対して適切な対処を行うことができ、AVD利用時の情報漏えい事故を防ぎます。

また、AVDには多くの組み込みセキュリティ機能まで搭載されています。多要素認証、監視ログなどが代表的で脅威のスムーズな検出にも対応しています。

Azure Portalによる、デプロイとスケーリング

仮想デスクトップの管理を行う際には、Azure Virtual DesktopではAzure Portalという管理ハブを使用します。ここではセキュリティ設定を行ったり、必要に応じてユーザーを追加したりするなどのスムーズな管理が可能です。

Azure Portalでは、Webアプリやデータベース、ストレージなどその他関連アプリケーションの総合的な管理も行えるようになっています。一つのプラットフォームで簡単に一元管理が可能となるため、設定や変更の際に毎回別のツールを開く必要はありません。

もちろん細かな設定で各アプリケーションへのアクセス制御設定も行えるため、各種権限を効率的に管理できるのが魅力です。デプロイとスケーリングの管理も素早く済ませることができます。

コストの削減

Azure Virtual Desktopの場合、総合的なコスト削減を実現できるといった特徴もあるのがポイントです。

AVDではデスクトップの仮想化にあたってマルチセッション接続が可能となっています。従来のデスクトップ仮想化のあり方としては、仮想マシンを使用するユーザー一人ひとりに割り当てていく必要がありました。

これに対してAVDはマルチセッションが可能となるため、マルチセッション接続ができるWindows 10で利用する際には、仮想マシンは1台用意するだけで事足りるのです。1台のみで2人以上のユーザーが仮想デスクトップで作業することができるため、コスト削減には大いに貢献すると考えらえられます。

また、ユーザー側が既存ライセンスを所有しているなら、ライセンス費用削減も可能です。

Azure Virtual Desktopの接続方法

ここからは、Azure Virtual Desktopに接続して仮想デスクトップを使用する際に見ておきたいこととして、具体的な接続方法をチェックしていきます。

接続の方法にはさまざまなパターンがありますが、まずは、デスクトップクライアントによる接続について方法やポイントを整理していきましょう。

ステップ1.Windows デスクトップ クライアントのインストール

Windows デスクトップクライアントは、仮想化デスクトップを使用するために必要な専用ソフトウェアです。使用の際には事前にインストールを済ませる必要があります。

対応しているOSのバージョンは次のとおりです。

  • Windows:7、10
  • MacOS:10.10以上
  • iOS:6.x以上
  • Android:4.1以上

ステップ2.ワークスペースのサブスクを選ぶ

インストールが完了したら、ユーザーアカウントを用意してワークスペースにて「subscribe」を選び認証を行う必要があります。

アクセス可能なリソースについては、接続センターで管理されます。リソースが検出されるため、そこから対象のリソースにアクセスして作業する仕組みです。

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まとめ

クラウドPC・クラウド型の仮想化デスクトップは、昨今のコロナ禍のリモートワークにおいて、急激に需要が高まったサービスになります。Azure Virtual Desktopもそのうちの一つです。リモートワークの環境を整備するにあたってAVDを取り入れる予定で検討を進めている人も多いでしょう。

AVDは従来のデスクトップ仮想化と異なり、マルチセッションでの接続ができるようになっているため、コスト削減にも大きく貢献します。スムーズかつ必要最低限の経費でリモートワーク環境を整備するためにも、Azure Virtual Desktopの導入をお考えの際には、お気軽にご相談ください。接続方法も含めご案内します。

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