AI、機械学習

人工知能でできることをわかりやすく解説

何かと話題に事欠かない「人工知能」。たとえば、埼玉工業大学では2019年12月23日より、スクールバスの自動運転導入に向けて公道での実証実験を開始すると発表しています。自動運転車は今後導入が進むことが見込まれており、その中心にあるのがやはり人工知能です。

皆さんの身の回りにも溢れつつある人工知能は、どのように活用されているのでしょうか?本稿では、一般的に人工知能でできることを分かりやすく解説していきます。

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画像処理:カメラを通じて物事を判断する

人は目に見えるものの違いを理解して、自然と分別できます。たとえば犬を見て「犬」と判断できるのも、コンピューターには非常に難しいことです。一般的な人口知能は、画像処理によってカメラやセンターを通じて、物事を判断できます。そこにさまざまなルールを加えることで、人間では不可能な速度で情報を処理できるのが大きな特徴です。

1.画像・動画にうつったものを識別する

「画像・動画にうつったものを識別する」という人工知能は広範囲に活用されています。最近では特に製造業からの注目が熱く、外観検査に画像処理に特化した人工知能を導入するケースが増えています。人口知能ならば、ルールを設定するだけで人では見逃してしまいそうな違いにも気づくことができます。

2.目に見える状況を言葉で説明する

マイクロソフトが開発した人工知能は、取り込んだ画像を見てその状況を言葉で説明することができます。「CaptionBot」という人工知能で、一般公開されており画像をアップロードすることでその状況を説明してくれます。この技術が発展すれば、人が簡単に立ち入れない場所の状況を人工知能が説明してくれる、といった活用が期待できそうです。

3.解像度の荒い画像を高解像度化する

テレビやスマートフォンの解像度は年々向上しており、今では高解像度の画像や動画を目にすることが当たり前になっています。一方、人口知能では判別が困難な低解像度の画像を、高解像度に変換させるものが登場しています。この技術を活用すれば、防犯カメラが撮影した低解像度映像の中から、人物を推定することが容易になります。

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4.モノクロ画像をカラーに変える

人はモノクロ画像を目にしても、そこに色のイメージを投影させながら見ることができます。しかし、一般的なコンピューターにその認識はありません。一方、人工知能の中には人と同じように色を投影しながら画像を見えることができるものがあります。昔のモノクロ写真でもより鮮明に写るようにすることで、どんな色だったのかを推測できるようになります。

5.患者を診断する

人工知能による医療活用はすでに始まっています。一部の人工知能は、医師のように専門的な判断を下すことができ、医師の目では時間がかかる診断も一瞬で病床を特定することが可能です。また、医師をサポートする形で診断することで、病気の早期発見に繋がります。

音声処理:音を聴いて物事を判断する

人は音からさまざまな情報を得ています。人や動物、植物、モノが発する音にはその状態を表していることが多いため、音を頼りにする仕事もあります。たとえば、水道管破裂の有無を判別するには、専用の収音気を使って地面の音を聴いて回ります。この分野に人工知能を取り入れれば、破裂の早期発見と修理によって、安定したインフラを提供できます。

1.言葉を聴き取って記録する

会議が開催される度に作成される議事録。その作業には手間も時間もかかり、しかも中には活用されないまま終わるものも少なくありません。この議事録作成も、人工知能にかかれば簡単に行えてしまいます。たとえば、マイクロソフトが提供するコミュニケーションツールのMicrosoft Teamsでは、人工知能を活用することで議事録作成の自動化に対応していきます。会議内の会話を記録するだけでなく、音声を聴き分けて人ごとにインデックスされるので、議事録作成にかかる手間を大幅に削減できます。

2.音の違いを聴き分ける

「モノの調子」というのは常に音に現れます。たとえば、磁器(有田焼や九谷焼など)職人は、指で弾いたときの音を聴き分けてひび割れなどを察知します。こうした職人技とも言えるような領域は、人工知能の得意分野です。人間の耳では聴き取れないような周波数の音も拾うことで、モノの異常や機器の呼称を察知できます。そうすることで、定期メンテナンスのタイミングを適正化し、故障によるロスを避けることができます。

自然言語処理:言葉を自在に操る

人は頭で考えたことを言葉にしてコミュニケーションを取ります。言葉には一定のルールはあるものの、話し方は人によって特徴がありますし、表現方法も違います。しかし、現在の人工知能はそうした違いも含めて理解し、自然言語を自在に操るものが登場しています。

1.人とコミュニケーションを取る

人とコミュニケーションを取るような人工知能は多方面で実用化されています。日本ではソフトバンクのPepperが有名ですね。海外では現在、アマゾンが開発した「Alexa」という人工知能が注目されています。IoT機器のAmazon Echoに搭載された人工知能であり、ユーザーの音声指示に従って商品発注や音楽再生など、さまざまなリアクションをしてくれます。さらに、Alexaはその機能の一般公開しているため、Alexaを用いた対話型サービスが提供可能です。

2.文章を書く

2016年11月1日、中部経済新聞に人工知能が執筆した記事が掲載されたことが話題になりました。この人工知能が執筆した記事は、「記者が執筆したものと遜色ない」と多方面で取り上げられました。天気予報、決算レポートなど定期的かつ速度が重視される文章を書く人工知能は、実用化が始まっています。小説を執筆する人工知能も登場していることから、今後さらなる実用化が期待できます。

人工知能活用はどんどん進む!

いかがでしょうか?この他にも人工知能にできることはたくさんあります。これまで、「クリエイティブな仕事は人にしかできない」と考えられてきましたが、その状況も変わりつつあります。現在では絵画や映画の予告を製作する人工知能も登場しており、クリエイティブな分野にも人工知能が進出しています。近い将来、大部分の仕事を人工知能に代われる可能性も高いと言えるでしょう。

しかし、人工知能が普及したからといって人の仕事がなくなるわけではありません。それに伴って新しい雇用が生まれますし、ビジネスチャンスもあります。今後も活用が進む人工知能に、ぜひ注目してください。

そして、「自社では人工知能を通じて何ができるのか?」について考え、人工知能のビジネス活用についても検討していただきたいと思います。

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