データ分析ツールとは?目的別に主要ツールを一覧で紹介

データ分析ツールとは?目的別に主要ツールを一覧で紹介

日々膨大なデータが生まれる昨今では、データ分析を導入する企業が増えています。しかし、作業者が手動でデータ分析を行うには多大な労力がかかり、正確性も欠いてしまいます。そこで本記事では、データ分析ツールの概要や種類、目的別の主要なツールまで一覧形式で紹介します。データ分析を効率化したい方は、ぜひ参考にしてください。

データ分析ツールとは?目的別に主要ツールを一覧で紹介

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データ分析に用いられるBIツールとは

「BI(Business Intelligence)」とは、データに基づいて意思決定を行うことを意味し、近年よく耳にする「ビッグデータ」という言葉とともに普及した語です。そして「BIツール」とは、企業に蓄積されたデータを効果的に抽出・可視化し、合理的な意思決定を促進するためのツールです。

企業には、日々の活動を通してさまざまなデータが蓄積されていきます。しかしそれらデータも、そのまま保管しているだけでは価値がありません。

蓄積したデータから必要な情報を抽出したり、異なるデータを組み合わせたりするなどの工夫が必要なのです。また、グラフやチャートを使って誰もが直観的に理解可能な状態にして、初めて意思決定をサポートできる情報となり得ます。

Excelでは手作業が必要ですが、BIツールならそうした手間をかけずに誰でもデータ分析が行えます。以下では、メジャーなBIツールをいくつか紹介します。

Power BI

「Power BI」は、Microsoftが開発・提供しているBIツールです。Excel/CSV/Oracle/Webページ/Googleアナリティクスなど、あらゆるデータと互換性を持って接続できます。また、直感的な操作が可能なうえ、ダッシュボードのカスタマイズ性に優れています。利用制限付きの無料版に加え、有料の「Pro」プランと上位の「Premium」プランが用意されています。

Oracle BI

Oracle社提供の「Oracle BI」は、独自のデータベースによって膨大なデータを迅速に解析できるBIツールです。ダッシュボードのカスタマイズや非構造化データの分析、レポーティングなど多様な機能を備えており、レポートや予測分析に強みがあります。

Tableau

Tableau Software 社提供の「Tableau」は、ドラッグ&ドロップによる直感的な操作が可能なBIツールです。フィルタ・アクション・パラメータ・時系列再生・エリアマッピングなど独自のビジュアライズ機能により、データの可視化作業を大幅に効率化します。また、比較的低コストで導入できる点も評価されており、世界中で支持を受けています。

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データ収集に特化した分析ツール:Webスクレイピングツール

Web上には膨大なデータが眠っていますが、それらの中から自社に必要な情報を抜き出すことは容易ではなく、手動では膨大な時間と労力がかかります。

Web上の情報収集を効率化してくれる「Webスクレイピングツール」なら、情報取集の手間と労力を大幅に削減できます。収集したデータを基にマーケティングやサイトを改善し、売り上げアップや業務効率化につなげられるでしょう。以下では、主要なWebスクレイピングツールについて紹介します。

Octoparse

Octopus Data社提供の「Octoparse」は、プログラミング技術を問わず誰でも簡単に使えるWebスクレイピングツールです。クラウドサービスゆえハードウェアの制限なしで利用できるほか、単一ページ上やリンクからたどったデータの抽出など、無料の機能も充実しています。

Content Grabber

「Content Grabber」は法人向けツールで、ほぼすべてのWebサイトからコンテンツを抽出し、Excel/XML/CSVなどの形式で保存できます。ただし、C#またはVB.NETによるスクリプトのデバッグやクローリングプロセスの編集を要するため、使用に際しては高度なプログラミングスキルを求められます。

ScraperWiki

「ScraperWiki」は、スクレイピングに必要なプログラムコードを共有するためのサービスです。PHP/Ruby/Pythonで書かれたコードを自由に編集・実行できます。ソフトウェアのダウンロードが不要なため、ブラウザ上でコードを編集・最適化できますが、そのぶん扱いには相応のプログラミングスキルが要求されます。

データ処理に特化した分析ツール:データ処理ツール

「データ処理ツール」とは、データを収集したのちに使われ、データを適切に出力できるようにするツールです。データ処理ツールにはビッグデータを統合するものや、統計解析向けのプログラミング言語を使用するものなどがあります。以下、主なデータ処理ツールを紹介します。

R言語

「R言語」は、統計解析向けに開発されたプログラミング言語で、主に機械学習やデータマイニングなどで使用されています。解析処理やデータのグラフ化などに役立つ豊富な機能を持つのが特徴です。ライブラリでは、最先端の技術や、アルゴリズムについての研究成果などが公表されることもあります。

OpenRefine

「OpenRefine」は、Google社が提供する無料のオープンツールです。データのクリーンナップや他形式への変換、データ分析の前処理が行えます。ローカルでも使用できるため、データが公表される心配もありません。

Talend

「Talend」は、データの健全性を保ちつつ、クラウド・オンプレミスにおけるデータ統合を実現する優れたツールです。Talendで処理したデータは、すべてJavaコードでエクスポート可能です。無料トライアルも提供されており、本導入前から使用感を確認できるのもポイントです。

データの可視化に特化した分析ツール:データ可視化ツール

「データ可視化ツール」とは、数値や文字といった一目で全容を把握しづらいデータをグラフィカルに整理し、わかりやすくするツールのことです。グラフやチャートなどを使って可視化されたデータは、共通認識の定着を助け、意思決定の迅速化に寄与します。以下、主なデータ可視化ツールについて見ていきましょう。

FineReport

「FineReport」は、ノーコードによる帳票作成やダッシュボード設計機能を備えたBIツールです。Excelに類似したGUIにより、ドラッグ&ドロップの簡単な操作でデータセットし、レポートやダッシュボードをスムーズに作成します。70種類以上ものチャートとグラフが使用できるなど、豊富な可視化機能が強みです。

Qlik

「Qlik」は、初心者でも操作しやすいUIが特徴のツールです。BIユーザー調査において、ビジュアル分析などの部門でNo.1を獲得した実績もあり、世界中で重宝されています。高速なデータ処理が可能で、データはクラウド上でQlik Sense/Tableau/Power BIなどで迅速に活用できます。

Echarts

「Echarts」は、JavaScriptで実装されたデータ可視化ライブラリです。完全オープンソースのため無料で使えるメリットがあります。ドラッグ&ドロップによるデータの再計算やデータビューをしながら、データをマイニング・統合する機能を発揮します。

データ分析・活用を始めるならISIDへ

ここまでさまざまなツールを紹介してきましたが、それぞれ機能や特徴、用途が異なるため、「自社に適したものがどれかわからない」という方もいることでしょう。そうした方々は、株式会社電通国際情報サービス(ISID)に相談されてみてはいかがでしょうか。

ISIDは、その業界に特化した専門分野のシステムや、あらゆるビジネスに共通する業務システムなど、さまざまなソリューションの開発・提供に取り組んでいます。

大企業のデータ利活用を支えてきた実績も豊富です。例えばANAの社内システムをクラウドへ移行する際にサポートしたり、ソフトバンク株式会社のAzure移行を要望より3時間短いダウンタイムで実現したりするなど、幅広い業界から評価されています。

このように豊富なノウハウを持つISIDなら、クライアント企業それぞれに最適なソリューションの提供が可能です。データ分析・活用の導入をお考えなら、ぜひご検討ください。

まとめ

企業の形態や市場の在り方が高速で変化し続ける現代では、データの分析・活用はもはや必須と言えます。しかし、世の中にあふれるデータは膨大ゆえ、手作業ではとても捌ききれません。社会の変化に素早く対応できる体制を構築するためにも、自社の要件に適したデータ分析ツールの導入を検討しましょう。

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