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Copilot Notebookとは?できること・使い方・OneNoteとの違いを解説

Copilot Notebookとは?できること・使い方・OneNoteとの違いを解説

この記事で分かること

  • Copilot Notebooks(ノートブック)の概要と、通常のCopilot Chatとの違い
  • できることと、OneNoteとの使い分け
  • 利用条件、対応ファイル、現在の制限
  • 使い始めるまでのSTEP

Copilot Notebooksは、プロジェクトに関する資料を1か所に集め、その資料だけを根拠にCopilotへ質問できるAIワークスペースです。要約、文書の下書き、音声での概要の確認までを、資料をまたいで行えます。OneNoteのように日々のメモを整理するものではなく、特定のテーマや案件を、AIの助けで進める用途に向いています。この記事では、Copilot Notebookの特徴、できること、OneNoteとの違い、使い方、制限を、Microsoft公式情報をもとに解説します。

Copilot Notebookとは?資料を集めてAIに質問できるワークスペース

Copilot Notebooksは、仕事やプロジェクトに関する内容と情報源を集め、Copilotに全体像を理解させて、状況に合った回答を得るためのAIワークスペースです。Microsoft公式でも、コンテンツを集約して使う、範囲を絞ったワークスペースと説明されています。

参照した資料だけを根拠に回答する

ノートブックを作成すると、Word文書、PowerPointのスライド、Excelシート、Copilot Pagesなどを参照として追加できます。Copilotは、追加した資料だけを使って回答します。公式によると、OneDrive全体、メール、Teamsのチャット、Webには、アクセスしません。ただし、特定のWebページのURLを参照に加えれば、そのページも根拠にできます。

参照は更新に追従する

参照として追加したファイルは、プロジェクトの進行に合わせて更新を反映します。公式の比較ページでも、SharePointなどにあるリンク先のファイルが更新されると、Copilotは最新版を参照すると説明されています。

Copilot Notebookでできること

できることは、要約と分析、下書き、質問への回答、回答のカスタマイズ、音声での確認です。いずれも、ノートブックに追加した資料の範囲で行われます。

資料の要約・分析・質問応答

資料の要点の抽出、テーマの整理、文書の要約ができます。公式の例では、「Q2戦略のスライドと会議メモの要点をまとめる」「これらの文書に出てくるライセンスの選択肢は何か」といった質問が紹介されています。

資料に基づく下書きの作成

選んだ資料にもとづいて、メール、計画書、レポートの下書きを作れます。公式の例には、製品の概要書と顧客の声から、市場投入計画の案を作るものがあります。

カスタム指示と音声概要で使いやすくする

ノートブックごとに、トーンや形式などの指示を設定して、回答の出し方を調整できます。また、資料の内容を音声で聞ける「オーディオの概要」があり、移動中の把握に使えます。音声概要の入出力は、日本語を含む8言語に対応しています。公式ヘルプには、このほか、ノートブックの共有やマインドマップ、インフォグラフィックの作成についての案内もあります。

Copilot NotebookとOneNoteの違い

Copilot Notebooksは特定のプロジェクトをAIで進める道具、OneNoteは日々のメモを長期的に整理する道具です。Microsoft公式は、両方を補完的に使うことを勧めています。

項目 Copilot Notebooks OneNote
位置づけ AI搭載のノートブック機能 メモを整理するノートアプリ
向いている場面 特定のプロジェクトや課題をAIで進める 会議や授業のメモを継続的に整理・共有する
内容の集め方 既存のファイルや過去のチャットを参照する 手動でセクションとページに書き込む
主な機能 カスタム指示、オーディオの概要、関連ファイルの提案 手書き、図形、タグ、バージョン履歴
探す場所 Copilotアプリ(左側の「ノートブック」) OneNoteアプリ、Web版

使い分けの目安

公式によると、案件があり、資料から要約や下書きがほしいときはCopilot Notebooks、日常のメモや議事録を取りためて共有したいときはOneNoteが向いています。なお、Copilot NotebooksをOneNote内から使う方法も用意されています。

Copilot Notebookの利用条件と対応ファイル

利用できるのは、Microsoft 365 CopilotまたはCopilot Chatのライセンスを持つユーザーです。ノートブックを作成するには、SharePointまたはOneDriveのライセンスも必要です。

必要なライセンス

公式サポートページによると、Copilot Notebooksは、Microsoft Copilot(有償)と、Copilot Chatのライセンスを持つユーザーが利用できます。ノートブックの作成には、アカウントにSharePointまたはOneDriveのサービスプランが必要です。個人向けのMicrosoft 365 Personal、Family、Premium、Proの契約者も利用できます。

対応しているファイル形式

対応する形式は、.docx、.pptx、.xlsx、.pdf、.page、.loop、OneNoteのページとノートブックです。そのほか、特定のWebページのURLも参照に指定できます。

Copilot Notebookの使い方【5STEP】

使い方は、ノートブックの作成、参照の追加、指示の設定、質問、活用の順です。

STEP1:Copilotを開いて新しいノートブックを作る

Copilotアプリ、またはmicrosoft365.comを開き、左側のナビゲーションから「ノートブック」を選んで、新しいノートブックを作成します。

STEP2:参照するファイルやページを追加する

Word、PowerPoint、Excel、PDF、Copilot Pagesなどを、参照として追加します。必ず使わせたいファイルは、個別に追加しておきましょう。

STEP3:カスタム指示を設定する

回答のトーンや形式などの指示を設定します。例えば、「箇条書きで3点にまとめる」「ですます調で書く」といった指定です。

STEP4:資料について質問する

「この資料の要点を教えて」「この内容でメールの下書きを作って」のように、ノートブックの内容について質問します。回答は、追加した参照だけにもとづきます。

STEP5:音声概要や共有で活用する

オーディオの概要で、内容を音声で確認できます。ノートブックを共有する手順も、公式ヘルプで案内されています。

Copilot Notebookの現在の制限と注意点

制限として、グラフや画像を作れないこと、根拠にできるファイル数に上限があること、削除が元に戻せないことが挙げられます。公式が示している内容です。

グラフや画像は作成できない

現在のノートブックでは、チャート、グラフ、画像を直接作成できません。データの可視化が必要な場合は、ほかの機能やアプリと使い分けましょう。

根拠にできるファイルは最大300件

Copilotが回答の根拠に使えるのは、ノートブック内の最大300ファイルです。SharePointのフォルダーのような共有場所を追加した場合は、アクセスできるファイルから、質問に関連性の高い最大300件が選ばれます。特定のファイルを確実に含めたいときは、そのファイルを直接追加してください。

削除は元に戻せない

現時点では、Copilot PagesやCopilot Notebooksの削除は、取り消せません。公式は、ごみ箱機能を開発中としています。削除の前に、内容を確認しましょう。

参照する資料の取り扱いを決めておく

ノートブックには、業務の資料を追加します。個人情報や機密情報を含むファイルを入れる場合は、社内の取り扱いルールに沿って、対象を決めてから追加しましょう。

よくある質問(FAQ)

Copilot Notebookとは何ですか?

プロジェクトの資料を1か所に集め、その資料だけを根拠にCopilotへ質問できる、AI搭載のワークスペースです。要約、下書き、音声での概要確認などができます。

Copilot NotebookとOneNoteの違いは何ですか?

Copilot Notebooksは、特定のプロジェクトをAIの助けで進めるための機能です。OneNoteは、日々のメモを長期的に整理・共有するためのノートアプリです。両方を補完的に使えます。

Copilot Notebookは無料で使えますか?

Microsoft CopilotまたはCopilot Chatのライセンスを持つユーザーが対象です。ノートブックを作成するには、SharePointまたはOneDriveのライセンスも必要です。最新の条件は、公式ページで確認してください。

Copilot Notebookはどんなファイルを扱えますか?

Word、PowerPoint、Excel、PDF、Copilot Pages、Loop、OneNoteのページとノートブックに対応しています。特定のWebページのURLも参照に指定できます。

Copilot Notebookはメールやチャットも読みますか?

読みません。公式によると、追加した参照だけを使い、OneDrive全体、メール、Teamsのチャット、Webには、アクセスしません。

案件ごとにノートブックを作って、資料の整理と下書きを任せよう

Copilot Notebooksは、案件の資料を集めてCopilotに質問し、要約や下書きを進めるための機能です。参照した資料だけが根拠になるので、範囲を決めて使いやすい点が強みです。

この記事のポイントは次のとおりです。

  • Copilot Notebooksは、追加した資料だけを根拠に回答するAIワークスペース
  • 要約、下書き、質問応答、音声概要、カスタム指示が使える
  • 日々のメモはOneNote、案件の整理にはCopilot Notebooks、と使い分ける
  • 利用にはCopilotまたはCopilot Chatのライセンスと、SharePointまたはOneDriveのプランが必要
  • グラフや画像は作れず、根拠にできるのは最大300ファイル、削除は元に戻せない

まずは、今進めている案件を1つ選び、関連する資料を数点だけ追加したノートブックを作ってみましょう。「要点を3つにまとめて」と頼むだけでも、資料を読み返す手間がどれだけ減るかが分かります。慣れてきたら、カスタム指示や音声概要も試してみてください。

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