Azure利用時に必要なスキルセットとは?

Azure利用時に必要なスキルセットとは?

Azureは、Microsoft社が提供しているクラウドサービスです。世界最大級のクラウドサービスとして知られ、クライアントのITリソースを効率的に運用できます。Azureを利用するためには、どのようなスキルセットが必要になるのでしょう。Azureに必要なスキルセットとその学び方について解説していきます。

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Microsoft Azure製品カタログ

Azure利用時に必要なスキルセットとは!?

Azureは、IaaS(Infrastructure as a Service)とPaaS(Platform as a Service)のサービスを提供しているクラウドプラットフォームです。アプリケーションを使用するためのサーバーやストレージの利用を可能にする働きだけではなく、使用したいアプリケーションを構築するための土台にもなるため、Azureを利用するには、提供されるサービスやアプリケーションを構築するスキルも必要です。

Azureでは、ストレージサービスの「Azure Storage」、仮想マシンサービスの「Azure Virtual Machines」などのITインフラに対する知識やスキルや、クラウドデータベースサービスの「Azure SQL Database」、拡張性の高い動作環境を提供する「Azure Cloud Service」といったAzureの製品に対する知識が求められます。Azureを構築・運用する担当者がこれらのスキルセットを身につけると、Azureをより有効に活用できるでしょう。

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Azureの開始時に必要なトレーニング

Azureを使い始める際にトレーニングを行うなら、「Microsoft Learn」が有効です。Microsoft Learnは、AzureだけでなくMicrosoft365、Visutal Studioなど、Microsoft社のさまざまな製品を学べるサイトです。Azureの基礎からリソースの管理、Azure SQLの基礎といった実践的なAzureの利用方法、サービスや機能について学び、スキルアップに活かせます。

以下ではMicrosoft Learnで学べるおすすめのトレーニングを紹介します。

Azureの基礎 第1部

「Azureの基礎 第1部」は、Azureコアコンセプトについての初心者向け講座です。この基礎パートではクラウドの基本概念やAzureサービスの概要を覚えられます。クラウドの基本概念を元に、クラウド上で利用できるAzureのツール、グローバルネットワーク上でアプリケーションを構築・管理・デプロイできるクラウドコンピューティングの利点などを理解し、経費削減・業務効率化に活かす方法も学べるでしょう。

Azureには、高可用性、スケーラビリティ、弾力性、ディザスターリカバリーなどのメリットがあるため、これらの概念についても理解を高められます。Azure アーキテクチャで作業するために必要なコンポーネントや、「リージョン」と呼ばれる各地のデータセンターについて、「リージョンペア」というバックアップ体制、またリージョン内の「可用性ゾーン」についての理解も深まります。Azureについて学ぶなら、まずはこちらの参照がおすすめです。

Azureでのリソースの管理

「Azureでのリソースの管理」もAzure初心者向けの基礎講座のひとつです。クラウドベースでリソースを作成、管理から制御までを学べ、実践できるようになります。クラウドベースでリソースを作成、管理などができる状態は、システムの移行などにも便利です。

クラウドベースでリソースを扱うことができるメリットを知り「パブリッククラウド」、「プライベートクラウド」、「ハイブリッドクラウド」でのそれぞれのクラウドコンピューティングの特徴と、使用する理由について理解できるようになります。

Azure Active DirectoryでIDとアクセスを管理

こちらはAzureの初級・中級者向けの講座です。この講座では「Microsoft Certified: Azure Security Engineer Associate 認定資格」に備えるための学習ができます。「Microsoft Azure AD」にAzureのユーザーとグループを作成してアプリやリソースへのアクセスを管理する方法、Microsoft Azure ADテナントの作成やアプリケーションの登録を構成する方法などを覚えられるため、共同作業を行う基盤の作成が可能です。

また、セキュリティを強化し安全なサインインをサポート、多要素認証使用によるアカウントの強化など、Microsoft azureをグループで操作する方法についての理解を深めることが可能です。

Pythonの最初のステップ

「Pythonの最初のステップ」は、アプリケーション開発初心者向けのラーニングパスです。プログラミング言語を学習したいけれど、やり方がわからないという場合におすすめの学習方法です。Pythonを使い簡単なアプリケーションを構築するための知識を身につけられます。

この学習では、最初にプログラミング言語について、コンパイルやプログラミングプロセスを学びます。「Visual Studio Code」を使用して、Pythonの開発初心者に適した開発環境をセットアップし、アプリケーション開発の土台を作ります。土台が完成したらエンドユーザーと対話するコードの記述を実際に演習することで培っていけるでしょう。

Pythonプログラムを作成するためコード行の記述を学び、データ格納、文字列や数値データなどのデータ型判別、書式設定の変更方法など基本的な記述方法まで学べます。さらに、標準ライブラリを使った組み込み機能、リストを使用してデータのコレクションを管理する方法、関数の使用についても演習が可能です。Pythonプログラミングに関して、実践形式でわかりやすい学習を行うことができます。

Azure SQLの基礎

データベース管理スキル習得のための初心者向け講座が「Azure SQLの基礎」です。この講座では、「Azure SQL Database」や「Azure SQL Managed Instance」など、既存のSQLサーバーシステムをクラウドのAzure に移行する方法を学べます。

オンプレミス環境ではシステムが古くなると機能が不足しシステム構築に高額な費用がかかりますが、リソースをクラウドサービス上に移行することでデータベース管理者やデータプロフェッショナルの業務を一定に保つことが可能です。コスト削減や業務の効率化など、Microsoft社がAzure SQLを構築した理由や経緯からAzure SQLの内容、活用方法といった概要を知ってAzure SQLについての理解を深められます。

Azure SQLの計画や、サーバー、インスタンス、データベースのデプロイ、検証まで、ハンズオン演習で実際に経験、学習が可能です。また、Azure SQLを使用してデータを保護するセキュリティ対策、ログインとユーザーの構成方法、セキュリティツールの使用方法など、Azureから提供される追加特典についてもこの講座で学べます。

ネットワーク通信品質を保証するSLAや目標復旧時間のRTO、目標復旧時点のPROなど、問題発生時に必要なAzureの高可用性も学習できるためデータベースを安全に管理できるようになるでしょう。

Microsoft Azure Well-Architected Frameworkの概要

「Microsoft Azure Well-Architected Frameworkの概要」は、Azure初心者向けソリューションアーキテクト講座です。主にITインフラを使用したデータストレージ、コンピューティング、ネットワークなどのソリューション構築・運用経験がある担当者に対して、「Azure Well-Architected Framework」の概要説明が行われます。

コスト最適化、オペレーショナルエクセレンス、パフォーマンス効率、信頼性、セキュリティの5本で構成されているAzure Well-Architected Frameworkの柱について詳しく学び、理解を深めることが可能です。これらの柱に加え、「アーキテクチャの進化を実現、データを使用した意思決定、教育と有効化、自動化」といったアーキテクチャ全体にかかる一般的な設計原則の理解もできるため、Azureの利用に役立てられます。

まとめ

Azureの効率的な構築・運用には、ITインフラに対する知識やスキルだけでなく、Azureの提供しているサービスへの専門知識も必要です。Microsoftが提供している学習プログラムを活用して、Azureの利用に役立ててはいかがでしょうか。

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