Copilotの料金は、個人向けが月額2,130円〜、法人向けのMicrosoft 365 Copilotが月額3,148円〜4,497円です(2026年9月時点)。法人向けはMicrosoft 365のベースライセンスに追加するアドオンのため、別途ベース料金もかかります。本記事では、プラン別の料金一覧、法人導入時の総コスト、従量課金の追加費用、料金を抑える方法を整理します。
この記事で分かること
- Copilotの料金の全体像(無料版・個人向け・法人向け)
- 法人向けMicrosoft 365 Copilotの料金と、Copilot Businessとの違い
- 100ユーザー導入時の年間コスト試算と、ベースライセンス値上げの影響
- Copilot CoworkやCopilot Studioなど、従量課金で発生する追加費用
- Copilotの料金を抑える進め方
Copilotの料金一覧|無料版から法人向けまで
Copilotの料金は、無料版が0円、個人向けが月額2,130円〜16,000円(税込)、法人向けが月額3,148円〜4,497円(税抜・年払い)です。個人向けは税込、法人向けは税抜で表示されているため、比較するときは税の扱いをそろえてください。
|
区分 |
プラン |
月額料金 |
備考 |
|
無料 |
Copilot Chat(仕事用アカウント) |
追加料金なし |
対象のMicrosoft 365サブスクリプションが前提 |
|
個人 |
Microsoft 365 Personal |
2,130円(税込) |
年額21,300円(税込) |
|
個人 |
Microsoft 365 Family |
2,740円(税込) |
年額27,400円(税込)。AI機能は契約者本人のみ |
|
個人 |
Microsoft 365 Premium |
3,200円(税込) |
年額32,000円(税込)。エージェント型AI機能を搭載 |
|
個人 |
Microsoft 365 Pro |
16,000円(税込) |
高度なCopilot Chatを最大限に利用可能 |
|
法人(300ユーザーまで) |
Microsoft 365 Copilot Business |
3,148円(税抜・年払い) |
月払いは3,778円。期間限定の割引あり |
|
法人(大企業) |
Microsoft 365 Copilot |
4,497円(税抜・年払い) |
対象のMicrosoft 365プランが別途必要 |
個人向けのPersonal・Family・Premium・Proは、Microsoft 365のサブスクリプション料金にCopilot機能が含まれる形です。法人向けとは契約形態が異なる点に注意してください。本記事は情報システム部門・IT管理者の方に向け、以降は法人向けを中心に解説します。
法人向けMicrosoft 365 Copilotの料金
法人向けは、300ユーザー以下向けのCopilot Businessが月額3,148円、大企業向けのMicrosoft 365 Copilotが月額4,497円です(いずれも税抜・年払い)。どちらも、対象のMicrosoft 365プランに追加するアドオンとして契約します。
Copilot Business(300ユーザーまで)の料金
Copilot Businessは、年払いで月額3,148円、月払いで月額3,778円です(税抜)。1か月の無料試用が用意されています。
既存のBusinessプランに追加する場合、初年度に限り月額2,698円になる割引が、2026年7月1日から12月31日まで実施されています。年間契約が必要で、試用版サブスクリプションは対象外です。二次情報には割引期限を9月30日とするものもありますが、Microsoft公式ページの脚注は12月31日のため、本記事は公式の記載に従っています。
Business StandardやBusiness PremiumとCopilot Businessのバンドルも販売されており、年払いの月額相当はそれぞれ3,523円、4,797円(税抜)です。バンドル価格に割引が含まれるかは条件によって変わるため、購入前に公式ページで確認してください。
Microsoft 365 Copilot(大企業向け)の料金
大企業向けのMicrosoft 365 Copilotは、年払いで月額4,497円(税抜)です。公式ページでは年払いの価格のみが掲載されています。試用版はありません。
Copilot Chatの機能に加えて、組織内のデータを活用するWork IQ、Word・Excel・PowerPoint・Outlook・Teamsなどのアプリ内のCopilot、エンタープライズレベルのセキュリティとコンプライアンスが含まれます。既存の契約に追加する場合は、Microsoftの担当者への問い合わせが案内されています。
無料のCopilot Chatと有料ライセンスの違い
無料のCopilot Chatは、Webデータや添付ファイルを根拠に回答します。有料ライセンスを追加すると、組織内のデータに基づく回答と、Word・Excel・PowerPoint・Teams内のCopilotが使えます。
- Copilot Chat:対象のMicrosoft 365サブスクリプションに含まれ、追加料金なし
- 有料ライセンス:Work IQ、アプリ内のCopilot、Microsoftが提供する既成エージェントなどが加わる
- エージェントの利用:Copilot Chatは従量課金、有料ライセンスは追加費用なしで利用可能
詳しい機能の違いは Microsoft 365 Copilot Chatの解説記事 で紹介しています。
Copilotの料金の総額を見積もる方法
法人向けCopilotの総コストは、Copilotの料金にベースライセンスの料金を足して見積もります。Copilotは単体では契約できず、対象のMicrosoft 365プランが前提になるためです。
100ユーザー導入時の年間コスト試算
Copilot本体のみで、100ユーザーの年間コストは、Copilot Businessの通常価格で約378万円、大企業向けで約540万円です。下の表は、税抜・年払いの月額に100ユーザーと12か月を掛けた試算で、ベースライセンスの料金は含みません。
|
構成 |
年間コスト(100ユーザー・税抜) |
|
Copilot Business(通常価格 3,148円) |
3,777,600円 |
|
Copilot Business(初年度割引 2,698円) |
3,237,600円 |
|
Microsoft 365 Copilot(大企業向け 4,497円) |
5,396,400円 |
割引価格は初年度のみの適用です。2年目以降は通常価格で予算を組んでください。
ベースライセンスの値上げにも注意
Microsoft 365の主要プランは、2026年7月1日に価格が改定されました。Copilotの料金自体とは別に、土台となるライセンスの更新時の価格が総額に影響します。
|
プラン |
改定前 |
2026年7月1日以降 |
|
Microsoft 365 Business Basic |
6ドル |
7ドル |
|
Microsoft 365 Business Standard |
12.50ドル |
14ドル |
|
Microsoft 365 E3 |
36ドル |
39ドル |
|
Microsoft 365 E5 |
57ドル |
60ドル |
上記はMicrosoftが公表した米国向けの標準価格(ユーザーあたり月額)です。日本円の価格や既存契約への適用時期は、契約形態によって異なります。
Copilotを追加できる主なベースライセンス
Copilot Businessは、Business Premium・Business Standard・Business Basic・Apps for business・Teams Essentialsが前提です。大企業向けは、Microsoft 365のE3・E5・F1・F3やBusiness各プラン、Office 365のE1・E3・E5・F3などが対象です。
Microsoft 365 E7はCopilotを含む上位プランで、Copilotを個別に追加せず一本化したい場合の選択肢です。価格や条件は変動するため、Microsoftまたはパートナーに確認してください。対象プランの最新の一覧は、Microsoft Learnのライセンスオプション で確認できます。
ライセンス料金以外にかかる従量課金の費用
Copilot Coworkとエージェントの一部は、ライセンス料金とは別に従量課金が発生します。予算を組む段階で、ライセンス料金と分けて見積もっておくと安全です。
Copilot Coworkは従量課金
タスクを任せるCopilot Coworkは、Copilot Businessでも大企業向けでも、公式の比較表で従量課金と記載されています。料金はタスクの内容や利用量に応じて変わるため、ライセンス料金には含まれません。
Copilot Studioのエージェント作成・運用費用
Copilot Studioで自社専用のエージェントを作る場合、利用形態によって費用が変わります。Microsoft 365 Copilotのライセンスには、Copilot StudioのStandardハーネスへのアクセスが含まれます。
- 事前購入プラン:1パックあたり月額29,985円で、25,000 Copilotクレジットが付属
- 従量課金制:利用した分だけ支払い、事前契約は不要
- クレジットを前払いで購入すると、最大20%のコスト削減が可能
クレジットは、要約、質問への回答、コンテンツ生成、アクションの完了など、あらゆる処理で消費されます。詳しくは Copilot Studioの解説記事 も参考にしてください。
Copilotの料金を抑える3つの進め方
料金を抑えるには、無料のCopilot Chatから始めて、有料ライセンスを付与する対象を絞ることが有効です。全員に一律で付与するよりも、利用効果が高い部門から始めるほうが、無駄な費用を避けられます。
- Copilot Chatで利用ニーズを把握する:追加料金なしで使えるため、社内でどの業務に需要があるかを確認できます。
- 有料ライセンスは対象部門に絞る:組織内データとの連携やアプリ内のCopilotが必要な部門から付与します。
- 利用状況を測定して範囲を見直す:有料ライセンスを持つ組織は、導入状況や利用状況、ビジネスへの影響を分析する機能を使えます。
導入前には、Teams上の機能を使うためのTeamsライセンスの要否、年間契約と自動更新の条件、組織内のデータの権限設定も確認しておきましょう。具体的な使い方は Microsoft 365 Copilotの使い方 で解説しています。
よくある質問(FAQ)
Copilotの料金はいくらですか?
無料版は0円です。個人向けのMicrosoft 365は月額2,130円(Personal)から、法人向けのMicrosoft 365 Copilotは月額3,148円(Copilot Business)または4,497円(大企業向け)です。法人向けは税抜・年払いの価格です。
Copilotは無料で使えますか?
使えます。対象のMicrosoft 365サブスクリプションがあれば、仕事用アカウントでCopilot Chatを追加料金なしで利用できます。ただし、組織内のデータに基づく回答やアプリ内のCopilotには、有料ライセンスが必要です。
法人向けCopilotは1ユーザーから契約できますか?
公式ページでは、Copilot Businessは最大300ユーザーまでの組織が対象と記載されています。最低購入数や大企業向けの契約条件は、購入方法によって異なるため、Microsoftまたはパートナーに確認してください。
Copilotの料金にMicrosoft 365の料金は含まれますか?
含まれません。法人向けのCopilotは対象のMicrosoft 365プランに追加するアドオンのため、ベースライセンスの料金が別途かかります。ただし、BusinessプランとCopilot Businessのバンドル商品は、セットの価格で販売されています。
個人向けのCopilotと法人向けの違いは何ですか?
契約形態と対象が異なります。個人向けはMicrosoft 365のサブスクリプションにCopilot機能が含まれ、価格は税込で表示されます。法人向けは、組織のMicrosoft 365にアドオンを追加する形で、Work IQや管理機能、エンタープライズレベルのセキュリティが加わります。
Copilotの料金を確認して、自社に合う導入計画を立てよう
Copilotの料金は、契約形態と利用規模によって大きく変わります。本記事の要点を整理します。
- 無料のCopilot Chatは、対象のMicrosoft 365サブスクリプションに追加料金なしで含まれる
- 個人向けは月額2,130円〜16,000円(税込)、法人向けは月額3,148円または4,497円(税抜・年払い)
- 法人向けはベースライセンスが別途必要なため、総額で予算を組む
- Copilot CoworkやCopilot Studioなど、従量課金で追加費用が発生する機能もある
まずは無料のCopilot Chatで社内の利用ニーズを把握し、効果が見込める部門に絞って有料ライセンスを試してみましょう。利用状況を測定しながら範囲を広げていけば、費用を抑えつつCopilotの価値を引き出せます。年間契約と自動更新の条件も、見積もりの段階で整理しておくと安心です。割引や価格は変更される場合があるため、契約前にMicrosoft公式ページで最新の情報を確認してください。










