IIJが提供する「クラウドエクスチェンジサービス」とは?

IIJが提供する「クラウドエクスチェンジサービス」とは?

Microsoftクラウドサービスに安心して接続できるサービスを探している方もおられると思います。選択肢は複数ありますが、特におすすめできるのはIIJクラウドエクスチェンジサービスです。しかし、導入前にそのサービスがどのようなものか知っておくことは大切です。

本記事では、IIJクラウドエクスチェンジサービスの概要やメリット、導入実績などを紹介します。

IIJクラウドエクスチェンジサービス for Microsoft Azure Peering Serviceとは

「IIJクラウドエクスチェンジサービス for Microsoft Azure Peering Service」とは、「マイクロソフト社」が、2019年11月に開催されたグローバルイベント「Microsoft Ignite 2019」で発表した「Microsoft Azure Peering Service」という新しいサービスを支援するもので、「株式会社インターネットイニシアティブ」(以下、IIJ)によって提供されています。

一方、Microsoft Azure Peering Serviceは、マイクロソフト社が世界中のインターネットサービス事業者などと連携しながら提供するサービスのなかの1つで、「Microsoft Azure」や「Microsoft 365」をはじめとしたMicrosoftクラウドサービスとオンプレミス環境の接続を強固なものにする、新しいネットワークです。

このサービスを利用することで、信頼性が高く、遅延も少ないネットワーク接続が可能になります。特にMicrosoftクラウドサービスの利用頻度が高い企業や、クラウドサービスを利用する際のインターネットアクセスの品質が気になる企業が取り入れることで、より導入の効果を実感できるでしょう。

また、IIJが提供するサービスを利用すれば、開通から運用までを含めてサポート対応しているため、スムーズな導入が見込めます。また、業種や用途にかかわらず利用できるのも特筆すべき点です。

なお、このサービスを提供しているIIJは、マイクロソフト社によるパートナー認定プログラムである「Microsoft Azure Networking MSP」の認定を国内事業者として初めて取得しています。認定には、専門知識やAzure関連サービスなどの数十項目について、第三者機関による監査を受けた上で合格することが必要です。厳しい審査を受けて合格し、マイクロソフト社から、「高品質な独自のマネージドサービスを提供できる事業者」として認定された企業のサービスであることも、安心して利用できる理由の1つになるでしょう。

IIJクラウドエクスチェンジサービス for Microsoft Azure Peering Serviceのメリット

ここからは、IIJクラウドエクスチェンジサービス for Microsoft Azure Peering Serviceを利用するメリットについて、3つ紹介します。

回線を自由に選べる

アクセスポイントが主要キャリアのアクセス回線に対応しているほか、通信系だけでなく電力系からもキャリア回線を選べるため、自社の目的や用途に合わせて選ぶことが可能です。両方の回線を採用して冗長構成すれば、より高い信頼性を確保したネットワークを構築できるでしょう。なお、どのキャリアを利用するかによって費用や回線敷設にかかる期間が異なるため、具体的な金額が知りたい場合は見積もりを依頼するとよいでしょう。

なお、アクセスポイントは全国に11ヵ所用意してあるため、指定のアクセスポイントに接続してMicrosoftクラウドサービスにプライベートアクセスすることも可能です。また、災害対策として関西DCと関東DCなど、異なるロケーションでの地域的リスクを分散した構成を選べるなど、国内11ヵ所に分散している点を生かしたロケーション冗長にも柔軟に対応します。冗長構成にすることで、災害などのエリアリスク対策となるだけでなく、耐障害性の向上が期待できます。

安心の接続環境

本サービスでは、「Azure PaaS」や「Dynamics 365」などの接続を行うマイクロソフトピアリングと、「Azure IaaS」接続のプライベートピアリングの両方に対応しています。特に、後者の場合は接続のためにIPアドレスが必要になりますが、オプションサービスとして送信元NATや宛先NAT機能を利用できるため、自社での設備の用意は必要なく、導入も難しくありません。

また、Microsoft 365を導入する場合、ユーザー数や利用するアプリケーションによって大量セッションの発生や既存プロキシやファイアウォールへの負荷が増加するといった、ネットワークや運用上の負荷に対する懸念が考えられるため、対策について考慮する必要があるでしょう。しかし、IIJではこのような課題に対する解決策の用意がすでに準備されているため、自社での独自対応について費用や手間をかける必要がありません。

さらに、本サービスではダイレクト接続を使用して、オンプレミスからクラウドサービスを利用する際に直接接続できるため、遅延が少なく、安定した回線品質を享受できることも特筆すべきでしょう。従来のように、インターネット回線での接続では複数のISPを経由する場合があるため、品質の安定性に欠ける点やレスポンスが低下するといった課題が挙げられます。

しかし、ダイレクト接続の場合は、インターネット接続回線の影響を受けることがないため、そのような心配が必要ありません。ビデオ会議などのリアルタイム性が重要となる機能を使う場合でも、安定した通信環境下で接続できるため、高品質で安定し通信が可能です。

2018年に実施されたIIJ契約者アンケートでも、92%が回線品質に満足していると回答していることからも、その回線品質の高さをご理解いただけるでしょう。

IIJサービスとの連携

「IIJクラウドプロキシサービス」や「IIJフレックスモビリティサービス」など、各IIJサービスと連携させることで、Office 365をよりセキュアかつ快適に利用することが可能です。IIJクラウドプロキシサービスを利用することで、Office 365宛先情報を自動的に取得して更新することが可能なほか、プロキシとして指定すれば通信振り分けも簡単に実行できます。

また、IIJフレックスモビリティサービスでは、独自のUDPプロトコルで暗号化通信を行うことで、ビデオ会議や音声会議などにおいてスムーズな通信が可能になり、遅延による煩わしさを感じることなく、快適に利用できるでしょう。自動VPN接続機能やポリシー制御によって端末の安全性の向上にも期待できます。

このように、IIJサービスとの連携を行うことで、よりスムーズな運用が可能となり、利用に手間がかからないだけでなく、快適な通信環境を得られるほか、安全性の高い状態で利用できる点が特徴となっています。

IIJクラウドエクスチェンジサービス for Microsoft Azure Peering Serviceの導入実績

本サービスは、業種や用途にかかわらず、幅広い分野の企業で活用できる点が特徴であるのは先述したとおりですが、実際に金融系企業をはじめ、物流系、メディア系、エネルギー系企業など、あらゆる企業で導入が行われています。導入例として、ユーザー数が2000名以上のある大手金融系企業では、将来的な全システムのクラウド移行を見据えて本サービス導入を決定しました。ER接続サービスとクラウドプロキシサービスを組み合わせることにより、クラウドへの快適な接続環境を構築しました。

電力系企業ではアクセス回線を電力系で冗長できる点や、国内トップクラスの実績を考慮して導入を進めたようです。また、とある人材会社ではビデオ会議による通信が増えたことをきっかけに、快適な通信環境を実現するために導入しています。

このように多くの企業に採用されているため、その導入理由もさまざまなものがあります。しかし、そのなかでも、より安定した通信環境を求めたり、運用負荷軽減を期待したりすることなどが、本サービス選定理由の多くを占めています。

企業ごとに解決したい課題や求める機能も異なりますが、IIJクラウドエクスチェンジサービス for Microsoft Azure Peering Serviceは、インターネット基盤、クラウド環境の基盤を強化するという多様な問題解決に寄与できるソリューションであるといえるでしょう。

まとめ

IIJクラウドエクスチェンジサービスには、安心できる接続環境が用意されているほか、各IIJサービスと連携することでより快適な利用が可能になるなど、導入することで多くのメリットを享受できます。本記事で紹介したように、さまざまな業界で採用されており、その実績も高く評価できます。

安定性が高く、よりスムーズで信頼できるインターネット接続環境を求めるなら、ぜひ一度導入を検討してみてください。

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