ハイブリッドクラウドの環境で完全なデータ保護を実現するには

ハイブリッドクラウドの環境で完全なデータ保護を実現するには

オンプレミスとクラウドが混在したハイブリッドクラウド、マルチクラウドの活用が急速に進展しています。このような環境では、データの保存場所と保護が重要になります。デジタルトランスフォーメーションを見据えつつ、データ保護戦略を見直すことが必要です。

ハイブリッドクラウド環境におけるデータ保護の注意点を解説するとともに、Commvault Systems Japan株式会社の統合データ保護ソリューション「Commvault(コムボルト)」の特長を紹介します。

クラウドのデータ保護はなぜ必要か?

パブリッククラウドプライベートクラウドのサービスは、セキュアな環境を構築できるように整備されています。しかし、業務の安全性を高めるためには、さらに厳重なデータの保護が必要です。

基幹システムのクラウド化が進展していますが、あらゆる部門にクラウドのニーズはあります。SaaSを中心に考えると、マーケティングの部門では機械学習を活用した顧客分析、営業部門ではCRMで顧客を管理、カスタマーサポート部門ではチャットボットの問い合わせ対応など、企業内のあらゆる部門でクラウドが活用されるようになりました。

企業の扱うデータは増加傾向にあり、ビジネスに合わせた柔軟性やコスト削減の側面からクラウドは高く評価されています。しかし、財務情報や顧客情報のような機密性の高いデータをクラウドで扱うようになると、リスク回避が重要な検討事項になります。

データの消滅や長時間を要する復旧は、ビジネスに大きな影響を与えます。DR(Disaster Recovery:災害復旧)およびBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)の観点から、データ保護は重要な経営課題のひとつといえるでしょう。

ポジティブな観点では、アプリケーションなどのアップデートやバックアップ、サーバー攻撃に対する監視の自動化によって、クラウドの活用は情報システム部門の管理負荷を軽減する上で効果があります。

管理負荷の軽減としては、オンプレミスとクラウドが混合している環境では、どのデータを、どの場所に、どのようにして保護するかということが重要です。

データ保護の重要性を踏まえて、データ保護の課題を解説します。

データ保護の課題とは?

まずオンプレミスとクラウド間、またはクラウド相互において、ストレージのプラットフォームが異なることから、保護状態を一貫して管理できない課題があります。OSやミドルウェア、管理用のインターフェースが異なると、それぞれの操作方法や特長を学習しなければなりません。

次に、散在するデータの保存場所を把握できないことが課題です。複数のストレージを利用している場合、ロケーションを俯瞰するダッシュボードや包括的なレポートによって、場所を把握する必要があります。

技術的な管理面では、業務で利用するファイルやアプリケーション、顧客や情報のデータベース、仮想化環境を制御するハイパーバイザー、クラウド全体のパフォーマンスやセキュリティなど、管理しなければならない項目が多すぎることも課題といえるでしょう。

こうした管理項目に加えて、日々増加するデータの対策をしなければなりません。顧客情報に関連する規制などの対応も担う必要があります。

一般的にバックアップやリカバリは情報システム部門、コンプライアンスなど規制の問題は法務部門など、別々の部門で担当します。データのライフサイクルを管理しながら、技術的側面と規則的側面からデータを保護しなければなりませんが、それぞれ別々の管理ツールを使っていた場合は、見落としが生じる可能性があります。

このような課題の解決方法として、多様化および複雑化するIT環境全体を保護し、一元管理ができるツールが求められます。その有効的なソリューションが、統合データ保護ソリューションのCommvaultです。

Commvault のメリット

Commvaultは、オンプレミスとクラウドあるいはクラウド間におけるデータの移行、バックアップ、リカバリなどを統合して管理することが可能です。

クラウドのプロバイダーは、基本的なツールとデータをレプリケーションするためのオプション機能を提供しています。しかし、プロバイダーが提供しているのは基本的な機能にとどまります。

バックアップツールを使うと機能を拡充できますが、システムの複雑化、ツールを導入するためのコストの急増、専用のゲートウェイが必要になること、重複排除やリカバリをするためには別のツールを追加しなければならないことなどの課題が生じます。

データの保存場所が多様かつ複雑化した場合にCommvaultが役立ちます。Commvaultのプラットフォームを利用して、クラウドの統合、オンプレミスとクラウドの管理、単一の管理画面によるデータ保護状態の把握、迅速なデータリカバリ、コストのコントロールが可能です。暗号化に標準対応、AIの採用、グローバルな重複排除の実現、優れたデータポータビリティもメリットです。

Commvaultの機能

戦略的にハイブリッドクラウドやマルチクラウドを利用する企業のIT環境にCommvaultは最適です。オンプレミスとクラウド間におけるデータ管理のプラットフォームを提供します。

あらゆる環境における効率的なデータ移行を実現

Commvaultは、オンプレミスとクラウド、あるいはクラウド内におけるバックアップおよびリカバリの機能を提供します。サイト内およびサイト外の災害対策、オンプレミスベースもしくはクラウドベースでの災害対策として利用することが可能です。

また、多様なデータ移行に対応します。オンプレミスのアプリケーションとデータのクラウドシフトはもちろん、物理的環境と仮想化環境、仮想化環境と仮想化環境、物理的環境からクラウドへ、クラウドからクラウドに対する移行をサポートします。

データ移行は、自動化とオーケストレーションによって効率化します。ネイティブなツールを超えた暗号化機能を備え、セキュリティ面も強化されています。さらにデータの圧縮と重複排除を行い、コストを抑えつつパフォーマンスを維持します。

ハイブリッドクラウド環境のアジリティを実現するデータ管理

ビジネスとテクノロジーともに変化の激しい時代においては、アジリティ(Agility:機敏性)が重要です。迅速に環境の変化に適応し、あるいは問題解決を行うスピードがビジネスの成功の決め手となります。

Commvaultはオンプレミスのデータ センター、パブリッククラウド、プライベートクラウドなど環境を問わずに包括的なデータ管理を提供します。一貫性のあるSLAによって、データ保護の安全性と品質を保持します。クラウドとオンプレミスにおけるポリシー制御管理を行い、負荷を軽減してアジリティを実現します。

データによるトラブルを想定した戦略的なデータ活用

アメリカには、民事訴訟の手続きにDiscovery(証拠開示制度)があります。このうち、電子データの開示手続がeDiscoveryです。企業がトラブルに巻き込まれたとき、eDiscoveryの対応コストおよび制裁が多額になります。したがって、eDiscovery対策が重視されるようになりました。

Commvaultは、オンプレミスとクラウドのストレージのデータに動的なインデックスを作成できます。インデックスと高機能のクエリを使って、電子メール、エンドポイント、データセンター、クラウド全体に対する検索が可能です。

災害対策を自動化してコストと労力を削減

災害時の復旧においては、作業負荷を抑えたプッシュボタンによる自動化プロセスで、プロビジョニングされたクラウドのストレージ、データ、ポリシーを有効にします。

マルチクラウドの環境においても、複数のクラウドプロバイダー間やリージョンにおけるDRの設定が可能です。パブリッククラウド間で、多様なデータニーズに対応する複数のRTO(Recovery Time Objective:いつまでにデータを復旧するか)とRPO (Recovery Point Objective:どの時点までデータを復旧するか)といった復旧の目標設定にも対応しています。

まとめ

ハイブリッドクラウド、マルチクラウドの運用では、クラウドプロバイダーが提供するデータ保護ツールだけでは全体を管理することが困難です。経営課題としてデータ保護の確実性と迅速性、さらに運用保守のコスト削減が求められる現在、Commvaultは統合データ保護ソリューションとして効率化を実現します。

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